いくつになっても今日がはじまり

羽生章洋の個人的な記録

目標設定の健全性

前回の続きネタですが。引き続き、毎日少しずつ体を動かしています。体重そのものはさほど変わらないのですが、明らかに自分で体調が変わってきたことを実感しています。周囲の人にも顔色が良くなってきたと言われるようになってきました。何よりも、体を動かすのが楽しくなってきた自分を感じていて、いつも飽き性でダイエットに挫折してきた身としては、我ながら不思議です。

では何故続くんだろうか。これはやはり「痩せなきゃならない」ではなくて「健康になりたい」という風に目標設定されたからという気がしています。もっというと実は「痩せたい」とは思えないのですね多分。前回も書いたように、痩せてた当時に良い思い出があるならともかく、痩せてたときはいじめられっ子だったりした時期と重なっていて、あの頃の体型になったからといって何がいいのかわからんというのが本音なんだなぁと思うようになりました。

かといって、太りたいとも思ってないのですね。ただ結果として、痩せてたときよりも色んな意味で良い思い出が多いので、痩せちゃうとそれを失うイメージも心の奥にはあるのでしょう。案外保守的ですから私w

健康になりたい、という目標は自分で言うのも何ですが、健全な目標のように感じます。そこにプチ成功体験を得た今は、では仕事における「健康になりたい」とか人生における「健康になりたい」に相当する、健全な目標設定とはどういうものかということに俄然興味が出てきました。

目標設定が大切だ。ビジョンが、とか、ミッションが、とかよく言われます。私自身も何度となくそういうことを口にしてきました。ではその目標の健全性とは何ぞや。この年になってようやくそんなことを考えるあたり、これまで何とも安っぽい人生を送ってきた気もしますが、ようやく人生後半戦の楽しみが感じられるようになってきたようにも思えます。

運動

最近、毎日いくつかの体操めいたことをしてます。ここ数年、体重を減らさなきゃということを考えていたのですが、本当に実現したいのは痩せたいというよりも、健康でいたい、ということだよなぁと思い至り、何はともあれ体を動かすということを心がけるようになりました。

私は今の体重が90kg(1ヶ月で6キロ減りましたw)なのですけど、もともと幼少期からガリガリだのホネホネロックだのガイコツだの言われてたくらいなのです。それが母親の死後に食生活が一変するとあっという間に太っていきました。身長は15歳の頃から変わってないのですが、体重は23歳の頃で62キロでしたから、20年で30キロほど太った勘定になります。

ただ、太って何か困ったかというと実はそんなに無いのです。痩せてるほうがぶっちゃけ舐められてましたし。精神的にも太ると怒るのが疲れるので割とおおらかになりました。あと、小さい赤ちゃんとかは着ぐるみっぽく見えるらしく、電車の中とかで割と人気ですw あとデブってキャラとしてやりやすいとか、そういうメリットって実は多いのですね。何かといえば「デブ言うな!w」って笑いながら言ってれば済んじゃうみたいな。

とはいえ、さすがに今年44歳になるわけですが、体力的に厳しいというのと、小学生のときに痛めた膝への負担が大きいとか、あとは肩こりとか出てきたのです。実は30代半ばのほうが体重は低かったのですが毎日飲み歩いてた分、あちこち不健康だったのです。今は生活が穏やかになったので、そういう体調不良はずいぶんと減りました。そうすると、やはり単純に運動不足というのが一番大きく感じられるのです。

というわけで、変な負担のかからないようにじんわりと体を動かすようにしてます。機敏なデブwを目指して少しずつ運動量も増やしていけたらいいなぁ、とか思ってます。私の経営の師匠は随分前に仕事をリタイアして世界中をご夫婦で遊びまわってるのですけど、50代でトレッキングに目覚めてからジムに通ったりして体を鍛えて、今は60代ながら髪の色が白いこと以外は不健康な30代よりも若々しいくらいの勢いなので、私もそうなれたらいいなぁと思ったりしています。

…で、最近は数日遅れの筋肉痛にやられてますw 焦らずちょっとずつ着実に、ですね(^^)

寒冬

先日の20日(金)から一泊で沖縄に出張してきました。東京は非常に寒い一方で、沖縄は東京よりも10度以上暖かいものですから、帰ってきたら思いっきり体が縮こまってしまい、ものすごく疲れてしまいました。ここしばらくは毎週という感じで行くことになるのですが、気温差で風邪など引かないように気を付けないといかんなぁと思っています。

寒い沖縄

色んな顛末の末、急遽沖縄に出張してきました。ひと通り予定をこなしたのですけど、夜にもなればやはりそれなりに寒いです。羽田までの防寒として着込んできた上着を着てもちょうどいいくらいの気温だったりします。まぁ今は夜中の3時なんですけどw さすがにお昼に到着したときは、速攻で上着を脱ぎました。そのまま油断してたら、あっという間に冷えてきて上着を着込んだ次第です。日本の広さを感じます(?) …あ、そうそう、明日というか今日の午後に東京に戻ります。デカワンコのスペシャルありますよ!!

筋肉痛

昨日、京都の知人宅を訪問してから新幹線で東京に移動したのですが、指定席が取れずやむなく自由席でと思ったら、これまたぎっしりで、そもそも車両に乗れない。何本か見送ってようやく乗れたと思ったらやはり満席で座れない。結局、京都から新横浜までの約2時間(途中、雪で徐行して15分ほど遅れたのです)ずっと立ちっ放しでした。

一晩寝て起きたら、腰や肩が変にこわばっていて痛いです。足はそれほどでもないのですけど。どうやら筋肉痛のようです。年初からやれやれという感じです。やはり端折らずにラッシュのシーズンにはきちんと事前の予約が必要ですね。

新年

本年もよろしくお願いいたします。

さて、新年になって色々と抱負などもあるにはあるのですが、基本的に昨年が用心しすぎた感もあるので、今年は2013年に向けて一年を一気に駆け抜ける感じで頑張りたいと思っています。

10カ年計画というのを毎年書くことにしてたのですが、ここ2年ほどろくなものが作れない心理状態でした。それが一変して今年は色々と描ける感じがしてきたのですが、逆にこの2年で学んだのはでっち上げた夢は本音でないから実現しないということでもあるので、今年は本音の10年後を描けるような仕組みを作ることで、来年以降をしっかりやっていきたいな、と。

私は今年で44歳ですから10年経てば54歳になります。54歳になったときに、何をやっているのか・やるべきなのか・やりたいと思っているのか。そういうことに向き合ってみると、色々と滾ってくるものが見えてきた感じがあります。

去年は激変の一年でした。年が明けて今年は平穏無事であって欲しいというのが多くの方々の期待と希望でしょうけど、個人的には今年は去年より更に悪くなると感じています。悪くなるというよりも、去年解決しないままに持ち越された諸々にいよいよ決着がついていくのだろうと。そうすると、それは決して現状維持ではないのですから、全てが自分にとって良いものになるわけもないだろうと。そう考えるとき、何をやって生き残るのか、自分の価値は何なのか、ということをいよいよもって、あからさまに向き合わざるを得ないのでしょう。

そういう激動の年になるのだろうと覚悟を決めて、粛々と10年後につながる基盤づくりの1年にしたいと思う次第です。

大晦日

別に冷静に考えれば、12月31日の翌日である1月1日になるからといって、何が特別どう変化するというものでもありません。しかし人の気持ちというのは、やはり色んな事を感じますし一区切りなのも事実です。

明日からは新年。今年に引き続き継続していくこともあれば、今年を振り返ったときに終わったと感じることもあります。明日から新鮮な気持ちで頑張るためにも、今日はしっとりと落ち着いて年の瀬を感じたいと思います。

皆様、良いお年をお迎えください。