いくつになっても今日がはじまり

羽生章洋の個人的な記録

目標設定の健全性

前回の続きネタですが。引き続き、毎日少しずつ体を動かしています。体重そのものはさほど変わらないのですが、明らかに自分で体調が変わってきたことを実感しています。周囲の人にも顔色が良くなってきたと言われるようになってきました。何よりも、体を動かすのが楽しくなってきた自分を感じていて、いつも飽き性でダイエットに挫折してきた身としては、我ながら不思議です。

では何故続くんだろうか。これはやはり「痩せなきゃならない」ではなくて「健康になりたい」という風に目標設定されたからという気がしています。もっというと実は「痩せたい」とは思えないのですね多分。前回も書いたように、痩せてた当時に良い思い出があるならともかく、痩せてたときはいじめられっ子だったりした時期と重なっていて、あの頃の体型になったからといって何がいいのかわからんというのが本音なんだなぁと思うようになりました。

かといって、太りたいとも思ってないのですね。ただ結果として、痩せてたときよりも色んな意味で良い思い出が多いので、痩せちゃうとそれを失うイメージも心の奥にはあるのでしょう。案外保守的ですから私w

健康になりたい、という目標は自分で言うのも何ですが、健全な目標のように感じます。そこにプチ成功体験を得た今は、では仕事における「健康になりたい」とか人生における「健康になりたい」に相当する、健全な目標設定とはどういうものかということに俄然興味が出てきました。

目標設定が大切だ。ビジョンが、とか、ミッションが、とかよく言われます。私自身も何度となくそういうことを口にしてきました。ではその目標の健全性とは何ぞや。この年になってようやくそんなことを考えるあたり、これまで何とも安っぽい人生を送ってきた気もしますが、ようやく人生後半戦の楽しみが感じられるようになってきたようにも思えます。