Subscribed unsubscribe Subscribe Subscribe

いくつになっても今日がはじまり

羽生章洋の個人的な記録

今年を振り返る

今日、今年最後の打ち合わせをしてきました。これで仕事関連の予定は一応終了です。やり残したことはたくさんあるのですけどそれはそれとして、ひとつの区切りということで今年を振り返ってみます。

後厄だった去年が終わった今年は、年初からおかげさまで色々と機会と出会うことが出来ました。何をやってもピクリともせずにどうしようもなかった去年と比較すると、本当に嘘みたいに流れが変わったことを体感しました。人間落ちぶれるとどういう目に合うのか痛感したという点でも、いい勉強をしたと思ってます。

震災に遭われた皆様には改めてお悔やみとお見舞い申し上げます。震災があったとき、私は沖縄に出張してて正にパネルディスカッションに出てる最中に、目の前にディスカッションのネタ用に置いていたPCでTwitterのタイムラインを見て地震が起こったことを知りました。阪神を経験してる身としては不安で、正直パネルディスカッションも半分くらい気もそぞろみたいな状態だったのが事実です。携帯はつながらず、取り敢えずFacebookで連絡をするようにしてました。何だかんだでソーシャルサービスの価値を実感したとも言えます。

年初から震災を挟んで春先くらいまで、色んなモノを売るお手伝いをしていました。明太子とか。変わった所では離島の土地とかw これを通して、売りやすいもの・売りづらいもの、あるいは売れるもの・売れないもの、などの方程式というと大げさですが、勘所みたいなものを学んだように感じます。数年前までやってきたSIという商売の何が難しいのかということも、客観的に見えるようになりました。ただこの話は伝わりづらいんだろうなぁと思いますし、私も今更という気がするので、まぁいいかという感じです。

そうやって、いち売り子としてあちこちを営業して回ったり、お店に立ってみたりとかする中で、改めてITというものが欲しいと、必要だと、そう感じるのはこういうシチュエーションなのかというのを実感しました。正直、もうIT関連とは縁を切ろうとすら思っていたのですけど、まだやれることがあるというか、むしろ誰も何もやってないんじゃないかとすら感じられたので、心機一転で改めて「仕事に役立つIT」ということで、何よりも売り子としての自分が一番のヘビーユーザになるようなソフトウェアを形にしたいと思うようになりました。

その流れで、6月くらいから色々な方とディスカッションなどを繰り返したり、稚拙ながらも試作品を作ったりして検討を重ねながら、具体的に何に取り組んでいくのかというテーマを絞り込んでいきました。その方向性がまとまってきたのが9月くらいで、そこから実現に向けてちまちまと進めてきてる状態です。予想外というか、順調にというか、まぁ当初の目論見よりも遅れていて、本当は今月には何らかの形になるはずが、今日も更に仕様変更をしてる有様だったりします。2月くらいには形にしたいです。

実現したいことを突き詰めていった結果は、ほんとに小さな、ITに詳しい方からすればつまらないものに見えちゃうようなことなんですけど、それでもこれは「あぁ、これは自分が欲しいわ」と心底いえるものだと感じています。私にはあと2ヶ月で15歳になる娘がいて、彼女が幼稚園の時に一緒にやったケーキ屋さんごっこ遊びで言った「いらっしゃいませー、とっても美味しいケーキですよー。作ってる私が毎日食べたくなるくらい美味しいですよー」というのが、呪縛のようにいつもまとわりついてるのですけど、ようやく「作ってる自分が毎日使いたくなるソフトウェアですよー」と胸を張って言えるものが出来つつあるなぁ、と嬉しく思っています。

今年は、何に悩み迷えばいいのかということを迷い悩み続けた一年だったように感じます。43歳にもなって何を言ってるんだか、という感じですが、人生の折り返し地点も過ぎて、母親が死んだ年齢まであと10年ほどと思うと、10年後にもきっと自分はこのソフトを使ってるんだろうなぁ、とか思えるのは嬉しいですし、今年悩んだ結果、こういうときにはこういうことをこう悩めばいいのだなぁ、というノウハウは収穫だったように思えます。来年はこの学びを活かして、もう少し目に見える形で色んな方のお役に立てるようになりたいなぁ、と考えています。

あとは、ざっと印象的なことを並べると、、、そうそう、ついにiphoneユーザになりました。あと新しい取り組みの中でMacBookを使うことになって、10数年ずっとThinkPadトラックポイントで生きてきた身としては、タッチパッドの指の移動量に四苦八苦してます。それと、スーちゃんが亡くなったことはキャンディーズ好きとしては、心底ショックでした。まさかこんな形でミキちゃんをTVで見ることになるとは思ってもいませんでした。浅田真央ちゃんファンとしては、お母様の件で本当に大変だろうと思いながら、それでも気丈に振舞っている彼女を見て勇気づけられるというか、応援するよ! という気分です。あとは、、、そんなもんですかね。とにかく色々な方に本当に助けて頂いた一年でした。

今年は世界的に激動というに値する一年でしたが、個人的には来年のほうがもっと厳しい年になると感じています。一方でロンドン五輪もあったりしますし、アンシャン・レジームの終わりの終わりも見えつつある今、新しいパラダイムにシフトするのに付随する陣痛なのだろうとも思えます。そんな時代を生き残るために、子供たちの未来に少しでも希望を増やせる一助になれるように頑張りたいなぁ、と、そんなことを思う次第です。