いくつになっても今日がはじまり

羽生章洋の個人的な記録

面白がれるなら

あっという間に10月です。ようやく涼しくなってきた感じがします。

「おもしろき こともなき世を おもしろく」とは高杉晋作の言葉ですが、ここ最近、愚痴りたくなるような状況において少しでもそれを面白がろうと思うと、薄っすらとチャンスめいたものが見えてくるような気がする(気がするだけですけど^^;)ことが続きました。

幸せや楽しさなんて感じられるほうがおかしいよと思うような状況でも、辛いけどこれはこれで面白いかもなどと面白がれるというのは、それが例え自虐的な面白がり方であっても、出来るような気がします。

幸せになりたい、楽しく毎日を過ごしたい、というのは難しくても、無理矢理にでも面白がってやる、というのは意外と自分の心持ちひとつで実現できそうな気がしてますし、面白がっていれば自ずとチャンスを掴んでいけるようになるんじゃないかという感じもしています。

ピンチに置かれても不敵に笑い状況を面白がれる。そんな風になれるといいな、なりたいな、とか思ったりする今日この頃です。

パラリンピックが面白い!

毎日15時過ぎからNHKでロンドンパラリンピックの1時間ほどのまとめ番組をやってますが、これがめっぽう面白くて毎日見ています。

視覚障がい者の柔道は最初から組み合った状態で始まるため、健常者のようになかなか組手がとれずにぶっちゃけつまんないと感じるような展開が殆ど見受けられません。というか、むしろ豪快な技の掛け合いという感じで派手なシーンがいっぱいで、素人目にはよっぽどこちらのほうが面白いです。

競泳は単純に早い者勝ちなわけですが、個人メドレーなどはほんとにどんどん順位が変わったりして、観てて最後まで気が抜けないというか頑張れ! と声が出てしまいます。

他にもゴールボールとかシッティングバレーボールなど独特の競技もあって、緊張感にハラハラしたりもします。のめり込んで集中して画面を見るテンションは、ひょっとするとオリンピックのとき以上かもしれません。

オリンピックのときも感じましたが、ドラマやバラエティもいいのですがせっかくなのでメジャーな競技だけでなく珍しい競技をどんどんテレビで流してくれるといいのになぁと感じたりしています。そしてパラリンピックはほぼすべての競技がまだまだ珍しいわけで、興味を感じた人を上手く巻き込んでいくような、メディアとしての健康な在り方を示してくれると嬉しいな、などと思ったりします。

取り敢えずEテレで夜20時から毎日再放送もやってるようですし、お昼は仕事などで見れないという方も是非機会があれば夜の方を観てみるといいんじゃないでしょうか。個人的に結構お薦めです(^^)

晩夏

あっという間に9月になりました。この夏はロンドンオリンピックを堪能しました。おかげで昼夜逆転状態だったりして、生活リズムの狂いが抜けるまで大変でした。今はちょうどパラリンピックをやってますね(^^) それと女子サッカーのワールドカップも開催されてますが、楽しんで見てます。

若い頃はスポーツ観戦の何が面白いのかさっぱりわからなかったのですが、この年になって結構何でも楽しめるようになってきた気がします。不思議なものです。ここのブログのタイトルじゃないですが、いくつになっても発見はあるもんだなぁと感じたりします。

仕事についてもようやく完全に復調したと感じています。そろそろ色々と動き出そうかなという感じです。商いは飽きないとはよく言われますが、10年後も飽きずにやってられそうな感じがようやくしてきたのを感じています。今できることと、今後やりたいこと。そして求められていることの3つの重なりあうところをずっと模索してたのですが、ピントがしっかりと定まってきたようです。

そんなこんなを感じる夏の終わりだったりします。今年も残り4ヶ月。冬に向けて秋をしっかりと着実に歩んでいきたいなと思う次第です。

アップデートのおしらせ

iPhone/iPad/iPod touch向けのタスク管理アプリMissionがバージョンアップしました。
http://itunes.apple.com/jp/app/id537062520?mt=8

今回は小さなバグフィックスのみなのですが、ほんの少し動作が軽くなってるので是非お試しください。

さて、Missionは色々とやりたいことがあるんですけど、一応自分の中では「個人向けを優先」として作っています。具体的には「古代エジプトにタイムスリップしても、無人島にひとりで流されてしまっても、200年後に別の惑星開拓に行った時にも使える」ってのがあります(笑)。要するに、「人間が何かを為そうするときの段取りの考え方」っていうのは、多分時代を超えてほぼ不変なんじゃないかな、と考えていて、それはこういうことなんじゃないかなというのをアプリの仕様にしています。

ですから、例えば災害時に一人になっても取り敢えずMissionがあれば何とかなる。例え電源が無くてもMissionを普段使い慣れていてタスク管理の仕方というのが身についていれば、サバイバル出来る。そんな風になれればいいなぁ、なれるんじゃないかな、と思いながら開発しています。「いざというときに何をどうすればいいか」というのをサポートするために、レシピという仕組みも取り入れてますので、これはまた改めての機会に書きたいなと思ってます。

あとは「他人に腹を立てない」「自己嫌悪しない」「両立に苦しまない」ような人生を送るためのサポートツールとなるように、というのが主眼です。この辺のお話についても、また改めてちょっとずつ書いていきたいな、とか思ってます。もうひとつのマジカのブログに書いた「私はあんたの彼女じゃない」対策とかw 家事と仕事の両立だったり、子供や部下に腹を立てないだったり、あるいはつい先日も書きましたけど、もやもやしてるうちに時間が過ぎちゃってそんな自分に嫌気が差しちゃったり、みたいなことを少しでも減らすサポートツールになれればいいなぁ、と。

以前にも書いてますけど、ここ数年ほどで痛感してるのが組織にぶら下がる生き方が通用しない時代になってきてると思ってるのです。自立した個人でなければ苦しいだろう、と。ここにも書いてますが。

http://habuakihiro.hatenablog.com/entry/2011/11/08/230537

なので、タスク管理とかって考えると機能的にはあれやこれやと欲しくなるのですけど、上記のような目論見のサポートツールとして考えると、実現したいことのプライオリティはまた変わってくるのですね。まぁそこに加えて、自分のプログラミングのスキルっていう問題も絡むのでなかなかもどかしかったりします。

ともあれ、地道に皆さんのお役に立つ道具になっていければいいなぁと思ってますので、是非Missionをお試しください(^^) 無料です。

ロンドンオリンピック開幕

はじまりましたね(^^) スポーツにはとんと縁も興味もない私なのですが、何だかんだ言いながらミーハー全開で毎回楽しんでます。サッカーは男子も女子も眠い目をこすりながら見たのですが、初戦勝利で先行きに期待できそうですね。

開会式も結局朝から頑張って全部見ちゃいました。客席に花火落ちてこないのかと、そんなことばかり気にしてましたw ティム・バーナーズ=リーが出てきたときは「おぉぉぉぉぉ!!!」と声が出てしまいました。このあたりのセンスは流石だなぁと感じ入ります。

しばらくは目が離せない毎日となりそうです。アスリートたちの戦いを、こちらは寝不足と闘いながら(笑)観戦したいと思います。

何をしたらいいのかに悩むとき

今は仕事について、色々とこれまでに経験したことのないことに挑戦しています。挑戦してるというと聞こえはいいのですが、そもそも何をしたらいいのかわからずに途方に暮れていることも多いです。端的に言うと、何をしたらいいのかということに悩んで一日が終わるということすらあります。そして夜になると結局何も進んでないことに落ち込んでしまうということもしばしばです。

そんな折に、ふと思い立って先日ここで紹介した自作のタスク管理アプリであるMissionに「何をしたらいいのかということについて考える」というようなタスクを取り敢えず登録してみました。Missionはやることに集中するためのFocusモードというのがあるのですが、他のやることは全部リセットしてFocusには「何をしたらいいのかということについて考える」というタスクだけを入れてみました。

そうすると、そのタスクをやらないといけないというか、それ以外にやることが無い状態だというのが明確になるので、Focusモードの言葉通り集中して「考えるということをやる」ようになるのですね。結果として幾つかの少し具体的な「やるべきこと」というのが見えてきて、少し靄が晴れてきた感じになれました。見えてきた「やるべきこと」をMissionに登録して、無事に最初に登録した「何をしたらいいのかということについて考える」というタスクはコンプリート出来ました。ちょっと前に進んだ気がして嬉しかったです。

タスク管理、ToDo管理というのは、得てして「やることが決まってるときに活用するもの」という印象がありますが、何をやればいいのか悩んでしまうときにも一歩前に進む道具として有効なんだなぁというのを実感した次第です。

というわけで、そんな役立つアプリMissionのダウンロードはこちらから。無料です。
http://itunes.apple.com/jp/app/id537062520?mt=8

もし同じような悩みをお感じの方は是非お試しください。お役に立てれば幸いです(^^)

成長するということ

先日リリースしたタスク管理アプリであるMissionと関係する話です。Missionは結果としてタスク管理アプリと呼ばれるカテゴリーに入ってますが、実はタスク管理アプリを作りたいと思ってこうなったわけじゃないのです。

やりたいことをやれるようになるにはどうしたらいいんだろうか、というようなことを考えてて、そうすると変な話なんですけど「やりたくないことをやらずに済むようになるために必要な、やるべきこと」をサクサクとやれないと、いつまでたってもやりたくないことから卒業できないんじゃないか、とかそんなことを考えたりした結果として、タスク管理という体裁に落ち着いたというのがあります。

例えば、端的に言えば自分の子供達なんですね。彼女たちは「部活やりたい!」とか一杯やりたいことがある。でも一方で「予習しなきゃ」「宿題もしなきゃ」「家の手伝いもしなきゃ」みたいな、本当はやりたくないんだけどやらなきゃならぬというようなものがいっぱいある。で、嫌なもんだからダラダラと先送りしたりして結果として、やりたいことをやるための時間を侵食してしまう。

でも、何事もいきなりサクサクとは出来ないんですよね。人間慣れないうちは失敗してしまう。成長って何だろうかというと、「出来ないことが出来るようになる」か「出来ることがより上手になる」ことなんだろうと思うのですけど、出来ることがより上手になるというのは、これは成長と言うよりは成熟という気がするのです。となると、失敗を乗り越えていくことが成長になるのだろうと。

そうすると一回だけでは成長できない。繰り返す必要がある。それも漫然と繰り返すだけじゃ駄目で前回やったやり方に工夫を加える必要が出てくる。これをグルグルと回していくうちに出来るようになっていくんだと思うんですね。

このサイクルをMissionではRoG(Ring of Growth:成長の環)と呼んでいるのですが、このRoGのサイクルをサポートするような仕組みがいるなぁ、と。そういうことを考えて出来上がったのがMissionというアプリなのです。

人間、何歳になっても初めてのことが多いです。私は今44歳ですけど人生で初めて44歳というものを経験していますw 来年は45歳を初体験です。そうすると初めてで戸惑うことも多いですし失敗もやはり多いです。ただ、Missionというアプリを自分で作って毎日使う中で、自分の人生のハンドルをしっかりとグリップ出来るようになってきてる感じはあります。

人は反復によって鍛えられる。量は質に転化する。いくつになっても今日がはじまりと思えば、人はきっとずっと成長していけるのでしょう。人それぞれの成長を実現していくお役に、Missionが少しでも立てればいいなぁと思ったりしています。

やりたいことをやるために。やりたくないことから卒業するために。よろしければ一度Missionをお試しください。無料です(^^) ダウンロードはこちらから。
http://itunes.apple.com/app/id537062520?mt=8